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マルコム・グラッドウェルは著書「ティッピング・ポイント」の中で、コミュニティの規模はコミュニケーションに影響を与えると書いている。
科学的な研究結果によれば、コミュニケーションが最も効率的に行われるのは6,7人以下の小さなグループの場合だという。
また、コミュニケーションの質は、人数の増加とともに低下すると推測している。
この部分から、私は「従業員数が約7倍増えるたびに企業風土に抜本的な変化が起こる」ということに気づいた。
大富豪の起業術――ゼロから1億円を生み出す最速の方法とは
マイケル・マスターソン 著, 2016-01-15
著者のマイケル・マスターソン氏は年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、
10億円以上の会社を10社以上をゼロから育てたスーパー起業家です。
今や毎年700億円を稼ぎ出し、アメリカで唯一天才と言われたマーケッター、ジェイ・エイブラハム氏でさえもリスペクトする、
ただ一人の起業家として知られています。
さらに、ビジネス情報のメールマガジン「EarlyToRise」を立ち上げ全米No1のメールマガジンの発行者として
インターネットビジネスの分野でも揺ぎない地位を築いています。
ジェイ・エイブラハム
『マイケルとは30年来の友人であり、彼が数多くの会社を信じられないほどの成功へと導く姿をずっと尊敬のまなざしで見てきた。
私が他人の本を推薦したり、前書きを書いたりすることはほとんどない。
こうしてマイケルの本の前書きを書かれてもらったことは非常に光栄なことである。
読者の皆さんがこれから学ぶことを実践すれば、
本書はあなた自身、そしてあなたの事業にとって大きな価値を持つことだろう。』
◎年商1億円への道を加速させ 起業家を失敗の危険から守る本
念願かなって起業した。
人脈も十分にあるし、儲かりそうな素晴らしい商品やサービスのアイデアもある。
必要なことはほとんど調べ尽くしたし、同じ分野で成功している人にもお墨付きをもらったので抜かりはない。
あとは計画を実行するだけ。
ところが、、、、
多くの起業家はその後何ヶ月かすると開業のときに持っていた起業熱はほとんどなくなり、
来月の収入はおろか食べるにも困るような状況に陥ってしまいます。
起業を諦めてサラリーマンに戻る人も少なくありません。
事実、
・1年以内に60%が倒産
・5年以内に80%が倒産
・10年以内に95%が倒産
というデータからもそれは実証されています。
にも関わらず、著者のマイケル・マスターソンはまるで違う業種の会社を10社以上、
年商10億円以上に作るという非常識な仕事をやってのけています。
1社だけでも、年商数十億の規模の会社を作るのはとても大変です。
だから、それをいくつも実現している彼は、何かを知っているはずです。
何か、他の人が知らないビジネスの秘訣を・・・・・
何か、何度も何度も成果が出るような秘訣を・・・・・
その秘訣がこの本に書かれています。
そして、その経験から彼はゼロからスタートした、まだ数人でやっている会社が何をすればいいのか?
という事をこの本で明確に指摘してくれています。
この本には、
・事業をゼロから立ち上げ、短期間—通常は2年以下—で利益を出せるようにする。
・停滞している既存の事業を再び活性化させる。
・成長事業の年商が100万ドル規模から数千万ドル、そして数億ドルへと成長し続けるようにする。
・大変な仕事はほとんど他人に任せて、自分は好きなことを楽しめるようにする。
・フルタイムで働かなくても会社の収益の大きなシェアをもらうことができるように、その会社の構築において不可欠な地位を確立する。
・1つの会社に頼らなくてもいいように、成功の戦略を複数の会社で取り入れる。
・熱意があれば誰でも習得して使いこなせる、ビジネスの天才が持つ5つの「魔法の杖」
・ベンチャー事業の4つの成長ステージと各ステージで生じる主な困難、課題、およびチャンス。
・推進役、思考役、まとめ役、販売役の違いと、自分の会社に必要な人材を集める方法。
・既存の商品から儲かる新商品を開発する方法。
などなど・・・
起業家がスタート直後にするべきことや、楽に会社を大きくする方法、
さらにはやっかいなトラブルから起業家を守るたくさんの起業ノウハウが書かれています。
◎ほとんどの起業本が役に立たない理由
ほとんどのビジネス書や経営の本が役に立たないのは、自分とはかけ離れた状況の経営の仕方が書いてあるからです。
例えば、自分の会社が社員2人くらいで年商1億どころか、月商100万円もいってないような状態で、
数百億、数千億の年商、社員が1000人もいるような会社の経営の仕方を読んでも使えるところはほとんどありません。
逆に年商10億円の人が、年商1億円の会社しか経営したことがない人の本を読んでも全く使えないでしょう。
その点、本書はあなたの現在の状況に合わせて、今、何が重要か?今、何をすべきか?を教えてくれます。
なので、もし本書を読んであなたの会社の売上か上がり、あなたの状況が変わったら、また本書を読み返してください。
今度は別のセクションがあなたの役に立ってくれます。