執念の経営 (百億円企業を築いた(片目で両腕の無い経営者)の挑戦と壮絶な生き様)

執念の経営 (百億円企業を築いた(片目で両腕の無い経営者)の挑戦と壮絶な生き様)(高江 常男 著)|読書メモの一覧【Read swim】

執念の経営 (百億円企業を築いた(片目で両腕の無い経営者)の挑戦と壮絶な生き様)

執念の経営 (百億円企業を築いた(片目で両腕の無い経営者)の挑戦と壮絶な生き様)

高江 常男 著, 2010-10-05

「何のために事業をするか」「限りある命をいかに使うか」…本書は、10歳で右目失明、17歳の大事故で両腕を失いながら、道内屈指のクリーニング業・光生舎を築いた高江常男氏が語った壮絶な半生記と、献身的に支えた妻、経営理念を継いだ子息の貴重な手記を通して、経営における「理念」の真髄と、社長業の本質を浮き彫りにした異色の書。

全ての従業員と創業の理念を図ることが重要だと考える理由は、
「社長は社長の仕事をしろ」という父の言葉の意味を突き詰めた末に、
「自分にできることは驚くほど少ない」ということが分かったからです。

経営者にできることは限られています。
なぜなら、私が影響を与えられるのは社員だけだからです。

売り上げを左右する肝心のお客さまには私は直接的には何もできません。
私がお客さま一人一人に合って営業することはできないし、
施設でも利用者の介護をすることはできません。
それでは、お客さまに影響を与えられるのは誰かと言えば、それは社員に他ならない。

だから、経営者がお客様を大事にしたかったら、その思いを社員に伝えて、
社員にお客様を大事にしてもらうしかありません。
それにはお客さまに接する社員を大事にするしかありません。

経営者が社員に良い影響を与えると、
社員は素晴らしい商品を作ったりサービスを提供してお客さまに良い影響を与える。
そうすると、お客さまは自社の製品を買ってくれたりサービスを利用してくれて、会社の売り上げ利益に良い影響が出る。

@yuji 2024-09-21 14:25:03

「社長は社長の仕事をしろ」
ボイラーを炊くのはボイラーマンの仕事、車で走り回るのは営業マンの仕事、工場で働くのは職人の仕事、どれも社長の仕事ではない。
社長が社長の仕事をしないから会社がよくならいないのだ。

@yuji 2024-09-21 14:24:49